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祇園祭 2016 日程 屋台 歩行者天国 宵山のまとめ

祇園祭 2016 日程 屋台 歩行者天国や宵山の情報を紹介いたします。

祇園祭 山鉾 ご利益 

実は鉾によって異なるご利益

意外に知られていないんですが、実はご利益はそれぞれの山車と鉾で違うんですね。
ずらっとまとめましょう!

役行者山:疫病除け・交通安全 ・安産
鈴鹿山:盗難除け・安産
八幡山:夜泣き封じ・子供の健康・夫婦円満
黒主山:泥棒・悪事除け
浄妙山:勝運向上
鯉山:立身出世・開運・家内安全
霰天神山:雷除け、火災除け
占出山:安産
郭巨山:金運向上
孟宗山:親孝行
油天神山:学問成就
木賊山:迷子除け・再会

船鉾:安産
楽天山:学問成就、招福除災
太子山:学問成就・知恵を授かる、身代わり
保昌山:縁結び
菊水鉾:不老長寿・商売繁盛
岩戸山:開運
山伏山:雷除け
芦刈山:縁結び・夫婦円満
綾傘鉾:安産・縁結び
四条傘鉾:招福厄除
(大船鉾:安産)

宵山で山鉾や祇園囃子を堪能しよう

・山鉾とは?
京都の各町に伝わる「山」や「鉾」とよばれる山車のことで
絢爛豪華な装飾で”動く美術館”とも言われることがあるようです。
巡航によって町を清め邪気を祓う役割をもっています。

山鉾巡行とは?
その山鉾を長刀鉾を先頭に32基(23基の山と9基の鉾)の山鉾が
四条通河原町通御池通新町通を巡行して曳き歩く行事のことで
山鉾巡行は毎年7月17日に行われ祭のハイライトとなっています。

宵山(よいやま)とは?
山鉾をじっくり見るなら7月14日の宵々山~16日の宵山がお勧めです。
夜になると駒形提灯で彩られ、祇園囃子もはじまり一気に幻想の世界へ
この宵山を見るためだけに京都を訪れる人も少なくありません。

山鉾のご利益リスト

山鉾のなかには宵山期間中に中に入れるものや
12日~の曳き初めで一般の人も曳くができるものがあります。

祇園祭自体が疫病よけの祭礼なので
全体的に疫病よけの山鉾が多いですね。


・芦刈山/疫病よけ 疫病よけ
・油天神山/学業成就
・綾傘鉾/疫病よけ 疫病よけ
・霰天神山/雷よけ 火よけ
・岩戸山/疫病よけ
・占出山/安産 疫病よけ
役行者山/安産 交通安全 疫病よけ
・郭巨山/母乳の出を守る 金運開運 疫病よけ
・函谷鉾/疫病よけ 商売繁盛
・菊水鉾/不老長寿
・北観音山/疫病よけ 疫病よけ
・黒主山/盗難よけ
・鯉山/出世開運 招福
・四条傘鉾/厄よけ
・浄妙山/勝ち運 疫病よけ
鈴鹿山/雷よけ 安産 疫病よけ
・太子山/知恵 疫病よけ
・月鉾/疫病よけ
・木賊山/迷子よけ 疫病よけ
・蟷螂山/疫病よけ
長刀鉾/疫病よけ
・鶏鉾/疫病よけ
・伯牙山/疫病よけ 疫病よけ
・白楽天山/学業成就
・橋弁慶山/疫病よけ 心身壮健
八幡山/夜泣き封じ 疫病よけ
・船鉾/安産 疫病よけ
・放下鉾/疫病よけ
・保昌山/縁結び
・南観音山/疫病よけ
・孟宗山/親孝行 疫病よけ
・山伏山/雷よけ 疫病よけ
(五十音順  赤/中に入れる山鉾  青/男性のみ中に入れる山鉾)

お目当ての山鉾探してをご利益をいただきましょう。

山鉾 御利益一覧
菊水鉾 不老長寿 商売繁盛
船鉾 安産
保昌山 縁結び 盗難除け
孟宗山 親孝行
占出山 安産
山伏山 厄除け 無病息災 学業成就
霰天神山 火除け 雷除け
郭巨山 金運招福
伯牙山 技芸向上
芦刈山 夫婦和合 縁結び
油天神山 学問成就
木賊山 迷子除け
太子山 智恵授与
楽天山 学業成就 疫病除け
綾傘鉾 縁結び
四条傘鉾 厄除け 招福
橋弁慶山 心身強健
鯉山 立身出世
浄妙山 勝ち運
黒主山 盗難除け 泥棒除け
役行者山 疫病除け 安産
鈴鹿山 盗難除け 雷除け 安産
八幡山 夜泣き封じ

京都の七月は、祇園祭一色です。

7月16日の宵山(よいやま)、7月17日の山鉾巡行が有名ですが、 7月1日の切符入り(きっぷいり:祇園祭の幕開けを告げる行事)に始まり、 7月31日の疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい:祇園祭の最後を締めくくる、疫祓いの神事)まで、 毎日のように祇園祭に関連した行事があちらこちらで行われています。

祇園祭の起源は、疫神怨霊を鎮める祭礼「御霊会(ごりょうえ)」にあります。 貞観11(869)年、全国的に疫病が流行した際、平安京の庭園である「神泉苑(しんせんえん)」に66本の矛(ほこ)を立て、 神輿(みこし)を送って疫病退散を祈ったのが祇園祭の始まりとされています。 以来、1000年以上の間、行われ続けてきた祇園祭。途中、戦争や大火により中断した時期もありましたが、 そのたびに町衆の力によって再興を遂げてきました。

ところで、祇園祭の山鉾それぞれに御利益(ごりやく)があることをご存知ですか?
縁結びなら「保昌山(ほうしょうやま)」、安産なら「船鉾(ふねぼこ)」「占出山(うらでやま)」などのように山鉾の祭神の縁起や由来により御利益も様々です。

今回は、御利益を一覧にしてご紹介します。
ちなみに山鉾では御利益のためのお守りや粽(ちまき)などが授与されます。
あなたにピッタリのお守りを求めながら、山鉾めぐりをするのも楽しそうですね。
祇園祭 山鉾の御利益(ごりやく)一覧


保昌山のご神体である平井保昌(やすまさ)は、恋する和泉式部のために紫宸殿(ししんでん【注1】)前の梅を一枝折り、持ち去ろうとしたところ、武士に発見され、矢を放たれながらもようやく逃げ帰ったといいます。 縁結びの御利益大!ですね。
ちなみに保昌山では、梅を手折る瞬間の保昌の姿が表現されています。その後、保昌は思いを遂げて、二人は夫婦となったとか。
【注1】紫宸殿(ししんでん)とは、平安京内裏の正殿。即位・朝賀・節会(せちえ)などの諸種の儀式や公事(くじ)を行った。
kotobank.jpより引用)

芦刈山は、謡曲「芦刈」を題材にして作られました。謡曲「芦刈」は、貧乏のため別れてしまった男女が、 その後もなお会いたいと願い続け、再会・復縁を遂げたという、感動の夫婦愛のお話です。 「芦刈」の男女のように、いつまでも夫婦仲良くいられますように・・・。


船鉾は、安産守護の象徴・神功(じんぐう)皇后をお祀りしています。神功皇后は、崩御した天皇に代わり、 懐妊中の身で海外出兵を指揮。凱旋後、無事に出産したことから、古来より安産の神として知られています。 巡行当日、神功皇后のご神体に晒(さらし)を巻き、巡行後、安産祈願の腹帯として授与されます。

占出山は、安産守護の象徴・神功(じんぐう)皇后をお祀りしています。神功皇后は、崩御した天皇に代わり、 懐妊中の身で海外出兵を指揮。凱旋後、無事に出産したことから、古来より安産の神として知られています。 占出山の巡行順が早い年は、お産が軽いともいわれています。

大船鉾は、安産守護の象徴・神功(じんぐう)皇后をお祀りしています。神功皇后は、崩御した天皇に代わり、 懐妊中の身で海外出兵を指揮。凱旋後、無事に出産したことから、古来より安産の神として知られています。 大船鉾は、幕末、元冶元年(1864年)の大火で焼失し、現在、山鉾巡行には参加していませんが、 焼失を免れた神面などが宵山で公開されています。また、安産のお守りである腹帯が授与されます。

《その他》


太子山は、智恵で名高い聖徳太子をお祀りしています。少年時代の聖徳太子のある不思議な話を元に、太子山は作られました。 その話とは…四天王寺を建立する際、少年の太子は自ら良材を求めて山に入りました。山中の清水で沐浴している間、 念持仏の如意輪観音を納めた厨子(ずし【注2】)を木に掛けておいたところ、木から離れなくなってしまいます。困っていると、 仏のお告げがあります。お告げで得た杉の巨木で、太子はその地にお堂を建てました。それが、現在の六角堂とされています。 この話にちなんで、宵山では「杉の守り」「知恵のお守り」が授与されます。聖徳太子の智恵にあやかれるといいですね。
【注2】厨子(ずし)とは、仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置する仏具の一種。
Wikipediaより引用)

楽天山は、中国の偉大な詩人・白楽天(はくらくてん)が、道林禅師(どうりんぜんじ)に仏法の大意を問うた故事の一場面を表しています。 道林禅師の「諸悪莫作 衆善奉行(悪いことはするな。善いことをせよ)」との答えに、 白楽天は「そんなことは3つの子どもでも知っています」とあきれましたが、「80歳の老翁でも行うのは難しいことなのだよ」 という禅師の言葉に感服したというお話です。白楽天のように、教えを大切に受け取り、学業に精進できるといいですね。

《その他》


中国の史話「二十四孝」より、郭巨(かっきょ)釜掘り(かまほり)の故事にちなんで造られた山です。 後漢の人、郭巨は貧困のため、老母と三歳になる子どもを養えなくなりました。 悩んだ郭巨は遂に「子どもは、またできるだろう。でも母は、二度と得ることができない。 子どもを捨てて、母を養おう」と決心し、子どもを埋めるために地面を掘りました。 すると、地中より黄金一釜が出てきました。こうして、子どもを捨てることなく、母にも孝養を尽くせたという故事です。 子を取るか、母を取るか。苦渋の選択で母を取ったものの、その「孝」の気持ちのおかげで幸せになれたというお話です。

中国の故事で、立身出世を意味する「登龍門」にちなんで作られた山です。 「登龍門」とは、龍門の滝を上ることができた鯉は、龍に姿を変えるという故事で、 龍門=困難を通り抜ければ立身出世の道が開かれることを意味しています。鯉山の上に飾られている、 跳躍する瞬間の鯉の勇姿が見ものです。宵山では、勇壮な鯉が描かれた、立身出世のお守りや絵馬が授与されます。


橋弁慶山は、五条橋の上で行われた弁慶と牛若丸の決闘を再現しています。 右手に太刀を持った牛若丸は、 橋の擬宝珠(ぎぼし)の上に左の足駄(あしだ【注3】)の前歯だけで立ちます。 対して弁慶は、鎧を身に着け、長刀を斜めに構えています。 弁慶は怪力で名高いため、橋弁慶に祀られている弁慶の両手足に巻かれた縄「力縄」は心身強健の御利益があるとされており、宵山で授与されます。
【注3】足駄(あしだ)とは、雨の日などに履く、高い歯の下駄(げた)。
kotobank.jpより引用)