祇園祭 2016 日程 屋台祇園祭 2016 日程 歩行者天国祇園祭 2016 日程 宵山祇園祭 2016 日程 交通規制祇園祭 2016 日程 豊橋祇園祭 2016 日程 成田祇園祭 2016 日程 後祭祇園祭 2016 日程 神戸祇園祭 2016 日程 ちまき祇園祭 2016 日程 鉾建て

祇園祭 2016 日程 屋台 歩行者天国 宵山のまとめ

祇園祭 2016 日程 屋台 歩行者天国や宵山の情報を紹介いたします。

祇園祭 山鉾 ご利益 

実は鉾によって異なるご利益

意外に知られていないんですが、実はご利益はそれぞれの山車と鉾で違うんですね。
ずらっとまとめましょう!

役行者山:疫病除け・交通安全 ・安産
鈴鹿山:盗難除け・安産
八幡山:夜泣き封じ・子供の健康・夫婦円満
黒主山:泥棒・悪事除け
浄妙山:勝運向上
鯉山:立身出世・開運・家内安全
霰天神山:雷除け、火災除け
占出山:安産
郭巨山:金運向上
孟宗山:親孝行
油天神山:学問成就
木賊山:迷子除け・再会

船鉾:安産
楽天山:学問成就、招福除災
太子山:学問成就・知恵を授かる、身代わり
保昌山:縁結び
菊水鉾:不老長寿・商売繁盛
岩戸山:開運
山伏山:雷除け
芦刈山:縁結び・夫婦円満
綾傘鉾:安産・縁結び
四条傘鉾:招福厄除
(大船鉾:安産)

宵山で山鉾や祇園囃子を堪能しよう

・山鉾とは?
京都の各町に伝わる「山」や「鉾」とよばれる山車のことで
絢爛豪華な装飾で”動く美術館”とも言われることがあるようです。
巡航によって町を清め邪気を祓う役割をもっています。

山鉾巡行とは?
その山鉾を長刀鉾を先頭に32基(23基の山と9基の鉾)の山鉾が
四条通河原町通御池通新町通を巡行して曳き歩く行事のことで
山鉾巡行は毎年7月17日に行われ祭のハイライトとなっています。

宵山(よいやま)とは?
山鉾をじっくり見るなら7月14日の宵々山~16日の宵山がお勧めです。
夜になると駒形提灯で彩られ、祇園囃子もはじまり一気に幻想の世界へ
この宵山を見るためだけに京都を訪れる人も少なくありません。

山鉾のご利益リスト

山鉾のなかには宵山期間中に中に入れるものや
12日~の曳き初めで一般の人も曳くができるものがあります。

祇園祭自体が疫病よけの祭礼なので
全体的に疫病よけの山鉾が多いですね。


・芦刈山/疫病よけ 疫病よけ
・油天神山/学業成就
・綾傘鉾/疫病よけ 疫病よけ
・霰天神山/雷よけ 火よけ
・岩戸山/疫病よけ
・占出山/安産 疫病よけ
役行者山/安産 交通安全 疫病よけ
・郭巨山/母乳の出を守る 金運開運 疫病よけ
・函谷鉾/疫病よけ 商売繁盛
・菊水鉾/不老長寿
・北観音山/疫病よけ 疫病よけ
・黒主山/盗難よけ
・鯉山/出世開運 招福
・四条傘鉾/厄よけ
・浄妙山/勝ち運 疫病よけ
鈴鹿山/雷よけ 安産 疫病よけ
・太子山/知恵 疫病よけ
・月鉾/疫病よけ
・木賊山/迷子よけ 疫病よけ
・蟷螂山/疫病よけ
長刀鉾/疫病よけ
・鶏鉾/疫病よけ
・伯牙山/疫病よけ 疫病よけ
・白楽天山/学業成就
・橋弁慶山/疫病よけ 心身壮健
八幡山/夜泣き封じ 疫病よけ
・船鉾/安産 疫病よけ
・放下鉾/疫病よけ
・保昌山/縁結び
・南観音山/疫病よけ
・孟宗山/親孝行 疫病よけ
・山伏山/雷よけ 疫病よけ
(五十音順  赤/中に入れる山鉾  青/男性のみ中に入れる山鉾)

お目当ての山鉾探してをご利益をいただきましょう。

山鉾 御利益一覧
菊水鉾 不老長寿 商売繁盛
船鉾 安産
保昌山 縁結び 盗難除け
孟宗山 親孝行
占出山 安産
山伏山 厄除け 無病息災 学業成就
霰天神山 火除け 雷除け
郭巨山 金運招福
伯牙山 技芸向上
芦刈山 夫婦和合 縁結び
油天神山 学問成就
木賊山 迷子除け
太子山 智恵授与
楽天山 学業成就 疫病除け
綾傘鉾 縁結び
四条傘鉾 厄除け 招福
橋弁慶山 心身強健
鯉山 立身出世
浄妙山 勝ち運
黒主山 盗難除け 泥棒除け
役行者山 疫病除け 安産
鈴鹿山 盗難除け 雷除け 安産
八幡山 夜泣き封じ

京都の七月は、祇園祭一色です。

7月16日の宵山(よいやま)、7月17日の山鉾巡行が有名ですが、 7月1日の切符入り(きっぷいり:祇園祭の幕開けを告げる行事)に始まり、 7月31日の疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい:祇園祭の最後を締めくくる、疫祓いの神事)まで、 毎日のように祇園祭に関連した行事があちらこちらで行われています。

祇園祭の起源は、疫神怨霊を鎮める祭礼「御霊会(ごりょうえ)」にあります。 貞観11(869)年、全国的に疫病が流行した際、平安京の庭園である「神泉苑(しんせんえん)」に66本の矛(ほこ)を立て、 神輿(みこし)を送って疫病退散を祈ったのが祇園祭の始まりとされています。 以来、1000年以上の間、行われ続けてきた祇園祭。途中、戦争や大火により中断した時期もありましたが、 そのたびに町衆の力によって再興を遂げてきました。

ところで、祇園祭の山鉾それぞれに御利益(ごりやく)があることをご存知ですか?
縁結びなら「保昌山(ほうしょうやま)」、安産なら「船鉾(ふねぼこ)」「占出山(うらでやま)」などのように山鉾の祭神の縁起や由来により御利益も様々です。

今回は、御利益を一覧にしてご紹介します。
ちなみに山鉾では御利益のためのお守りや粽(ちまき)などが授与されます。
あなたにピッタリのお守りを求めながら、山鉾めぐりをするのも楽しそうですね。
祇園祭 山鉾の御利益(ごりやく)一覧


保昌山のご神体である平井保昌(やすまさ)は、恋する和泉式部のために紫宸殿(ししんでん【注1】)前の梅を一枝折り、持ち去ろうとしたところ、武士に発見され、矢を放たれながらもようやく逃げ帰ったといいます。 縁結びの御利益大!ですね。
ちなみに保昌山では、梅を手折る瞬間の保昌の姿が表現されています。その後、保昌は思いを遂げて、二人は夫婦となったとか。
【注1】紫宸殿(ししんでん)とは、平安京内裏の正殿。即位・朝賀・節会(せちえ)などの諸種の儀式や公事(くじ)を行った。
kotobank.jpより引用)

芦刈山は、謡曲「芦刈」を題材にして作られました。謡曲「芦刈」は、貧乏のため別れてしまった男女が、 その後もなお会いたいと願い続け、再会・復縁を遂げたという、感動の夫婦愛のお話です。 「芦刈」の男女のように、いつまでも夫婦仲良くいられますように・・・。


船鉾は、安産守護の象徴・神功(じんぐう)皇后をお祀りしています。神功皇后は、崩御した天皇に代わり、 懐妊中の身で海外出兵を指揮。凱旋後、無事に出産したことから、古来より安産の神として知られています。 巡行当日、神功皇后のご神体に晒(さらし)を巻き、巡行後、安産祈願の腹帯として授与されます。

占出山は、安産守護の象徴・神功(じんぐう)皇后をお祀りしています。神功皇后は、崩御した天皇に代わり、 懐妊中の身で海外出兵を指揮。凱旋後、無事に出産したことから、古来より安産の神として知られています。 占出山の巡行順が早い年は、お産が軽いともいわれています。

大船鉾は、安産守護の象徴・神功(じんぐう)皇后をお祀りしています。神功皇后は、崩御した天皇に代わり、 懐妊中の身で海外出兵を指揮。凱旋後、無事に出産したことから、古来より安産の神として知られています。 大船鉾は、幕末、元冶元年(1864年)の大火で焼失し、現在、山鉾巡行には参加していませんが、 焼失を免れた神面などが宵山で公開されています。また、安産のお守りである腹帯が授与されます。

《その他》


太子山は、智恵で名高い聖徳太子をお祀りしています。少年時代の聖徳太子のある不思議な話を元に、太子山は作られました。 その話とは…四天王寺を建立する際、少年の太子は自ら良材を求めて山に入りました。山中の清水で沐浴している間、 念持仏の如意輪観音を納めた厨子(ずし【注2】)を木に掛けておいたところ、木から離れなくなってしまいます。困っていると、 仏のお告げがあります。お告げで得た杉の巨木で、太子はその地にお堂を建てました。それが、現在の六角堂とされています。 この話にちなんで、宵山では「杉の守り」「知恵のお守り」が授与されます。聖徳太子の智恵にあやかれるといいですね。
【注2】厨子(ずし)とは、仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置する仏具の一種。
Wikipediaより引用)

楽天山は、中国の偉大な詩人・白楽天(はくらくてん)が、道林禅師(どうりんぜんじ)に仏法の大意を問うた故事の一場面を表しています。 道林禅師の「諸悪莫作 衆善奉行(悪いことはするな。善いことをせよ)」との答えに、 白楽天は「そんなことは3つの子どもでも知っています」とあきれましたが、「80歳の老翁でも行うのは難しいことなのだよ」 という禅師の言葉に感服したというお話です。白楽天のように、教えを大切に受け取り、学業に精進できるといいですね。

《その他》


中国の史話「二十四孝」より、郭巨(かっきょ)釜掘り(かまほり)の故事にちなんで造られた山です。 後漢の人、郭巨は貧困のため、老母と三歳になる子どもを養えなくなりました。 悩んだ郭巨は遂に「子どもは、またできるだろう。でも母は、二度と得ることができない。 子どもを捨てて、母を養おう」と決心し、子どもを埋めるために地面を掘りました。 すると、地中より黄金一釜が出てきました。こうして、子どもを捨てることなく、母にも孝養を尽くせたという故事です。 子を取るか、母を取るか。苦渋の選択で母を取ったものの、その「孝」の気持ちのおかげで幸せになれたというお話です。

中国の故事で、立身出世を意味する「登龍門」にちなんで作られた山です。 「登龍門」とは、龍門の滝を上ることができた鯉は、龍に姿を変えるという故事で、 龍門=困難を通り抜ければ立身出世の道が開かれることを意味しています。鯉山の上に飾られている、 跳躍する瞬間の鯉の勇姿が見ものです。宵山では、勇壮な鯉が描かれた、立身出世のお守りや絵馬が授与されます。


橋弁慶山は、五条橋の上で行われた弁慶と牛若丸の決闘を再現しています。 右手に太刀を持った牛若丸は、 橋の擬宝珠(ぎぼし)の上に左の足駄(あしだ【注3】)の前歯だけで立ちます。 対して弁慶は、鎧を身に着け、長刀を斜めに構えています。 弁慶は怪力で名高いため、橋弁慶に祀られている弁慶の両手足に巻かれた縄「力縄」は心身強健の御利益があるとされており、宵山で授与されます。
【注3】足駄(あしだ)とは、雨の日などに履く、高い歯の下駄(げた)。
kotobank.jpより引用)

祇園祭 山鉾 見学 見学は搭乗できるこの日がオススメ!

組立途中が見たいならこの日程

宵山山鉾巡行が見られない日程で京都へ来たとしても、これらを組み立てる匠のワザを見るのも貴重な体験となると思いますよ。

山鉾建の日程
<前祭>

7/10 長刀鉾なぎなたぼこ)、函谷鉾(かんこぼこ)、鶏鉾(にわとりぼこ)、菊水鉾(きくすいぼこ)、月鉾(つきぼこ)
7/11 放下鉾(ほうかぼこ)、船鉾(ふなぼこ)、岩戸山(いわとやま)
7/12 保昌山(ほうしょうやま)、山伏山(やまぶしやま)
7/13 占出山(うらでやま)、霰天神山(あられてんじんやま)、郭巨山(かっきょやま)、伯牙山(はくがやま)、芦刈山(あしかりやま)、油天神山(あぶらてんじんやま)、木賊山(とくさやま)、太子山(たいしやま)、白楽天山(はくらくてんやま)、蟷螂山(とうろうやま)、綾傘鉾(あやがさぼこ)
7/14 孟宗山(もうそうやま)、四条傘鉾(しじょうかさぼこ)
<後祭>

7/18 大船鉾(おおふねぼこ)
7/19 鯉山(こいやま)、北観音山(きたかんのんやま)、南観音山(みなみかんのんやま)
7/20 浄妙山(じょうみょうやま)、黒主山(くろぬしやま)、役行者山(えんのぎょうじゃやま)、鈴鹿山(すずかやま)、八幡山(はちまんやま)
7/21 橋弁慶山(はしべんけいやま)
山鉾に乗りたいならこの日程

期間中は、条件付きですが誰でも山鉾に搭乗することができます。

有料拝観券があるところや、その山鉾のちまきやグッズを購入すれば乗せてくれる所など、山鉾によって違いますので、山鉾の入り口で確認しましょう。

一般客搭乗の日程
<前祭>

7/13  9:00~ 長刀鉾*、函谷鉾
7/13 13:00~ 鶏鉾、月鉾
7/13 13:30~ 菊水鉾
7/13 18:00~ 岩戸山
7/13 19:00~ 船鉾
7/15 10:00~ 放下鉾*
* 女人禁制

<後祭>

7/20 18:00~ 大船鉾
7/21 10:00~ 南観音山

7月10日

鉾建て…鉾建ては分解収納されていた山・鉾を組み上げて懸装を施す作業。
鉾建ては一部の鉾町が行っている。

 

楽しむヒント…四条烏丸辺りであれば1時~2時ごろを目安に行くと大凡の様子も判る。
祇園祭のHPに日程が掲載されている。

 

 

7月13日

稚児社参…お稚児が八坂さんを参拝する日。
同時に13日は各鉾町の鉾が建て組み終わる頃でもある。

 

楽しむヒント…厄よけ粽等を配布販売し始める時期でもある。
運が良い人であれば鉾に上がれることもある。

 

 

7月16日

宵山祇園祭 山鉾 16日は宵山
宵山は通りに山や鉾が並び夕方からは歩行者天国となる。
25万人もの人が毎年歩いていて19時頃には大混雑になる。

 

楽しむヒント…15時頃から山鉾を見物して回ること。
町屋に飾られた旧家や老舗が伝来の屏風などの宝物もチェック。

 

※一番人気の薙刀鉾は四条烏丸にあるから人混みが凄まじく、
宵山四条烏丸に向かうのなら色々と諦めたほうが良い。

 

 

7月15.16日

宵々々山,宵々山…15.16日は置きっぱなしとなる山鉾。
車道として普段使われている場所に置かれており勝手に見ることが可能。

 

楽しむヒント…真夜中はライトが消されている。
写真撮影などが目的であれば朝早くに行くのが良い。

山鉾が町を巡行するのは、八坂神社の神様を町に迎えるための邪気払いが目的。17日は23基、24日は10基の山鉾が町を巡行します。ちなみに7/17の山鉾巡行を「前祭」(さきまつり)、7/24の山鉾巡行を「後祭」(あとまつり)と呼びます。
山鉾巡行のおすすめ見学場所は?

ゆっくり座って見学したいなら御池通の有料観覧席を予約しましょう。7/17の前祭巡行、7/24の後祭巡行とともに観覧席が用意されています(有料観覧席のエリアは前祭巡行と後祭巡行で異なります)。 巡行順を確認するための「くじ改め」は、前祭巡行が四条堺町付近、後祭巡行が寺町御池付近にて実施。山鉾が方向転換する「辻回し」は、巡行ルートの各曲がり角で見学できます。長刀鉾の稚児による「注連縄切り」(四条麩屋町付近)は7/17の前祭巡行にて。2014年に初お披露目となる大船鉾は7/24の後祭巡行で見られます。 古都の風情を感じるのは、御池通四条通の巡行を終えて、山鉾がそれぞれの町内へ帰っていく頃。山鉾が動く姿を間近で見物することができたり、巡行を終えた山鉾の様子が見られたりします。ただし、通りの幅が狭いエリアなので、マナーを守ってご見学ください。
→山鉾の巡行コースやスケジュールは、祇園祭マップと主な日程をごらんください。
宵山の楽しみ方は?

山鉾町を駒形提灯が照らし祇園囃子が響く宵山風情。2014年からは山鉾巡行が前祭(7/17)と後祭(7/24)の2日間に分かれるため、各巡行日前の3日間が宵山にあたります。前祭宵山は7/14~16。18時からの歩行者天国は7/15~16に実施される予定です。 後祭宵山は7/21~23。車両の通行規制は行われますが、歩行者天国・露店の出店はない予定です。 前祭宵山も後祭宵山も、基本的に山鉾が立ち並ぶエリアにて行われます。
→山鉾の建つ位置は、祇園祭マップをごらんください。
買う楽しみ
町会所(→町会所とは?)では、巡行を控えた山鉾の懸装品を展示したり、ちまきや趣向を凝らしたグッズを販売しています。グッズにはお守りや手ぬぐい、シャツ、扇子、和菓子など多種多彩。また、絵馬の奉納やおみくじを用意する山鉾町もあります。たとえば蟷螂山の「からくり蟷螂のおみくじ」。からくり仕掛けの蟷螂は老若男女に人気です。
体験する楽しみ
建ち並ぶ山鉾の中には搭乗できるものがあります。多くの場合は、乗りたい山鉾の町会所(→町会所とは?)でちまきや授与品(お守り・手ぬぐいなど)、搭乗券を購入すれば乗ることができます。上にのぼってこそ見られる装飾品や眺めは宵山限りの体験。ゆっくり見学したい場合は、夜より日中に周る方がおすすめです。搭乗できる山鉾は祇園祭マップを参照。
見る楽しみ
巡行当日に行う「くじ改め」を公開する山鉾町もあれば、綾傘鉾や四条傘鉾ではそれぞれの町で伝承する「棒振り踊り」を披露しています。また、「屏風祭」といって家に伝わる屏風や家宝を展示する家も点在しています。
食べる楽しみ
山鉾町内には多くの屋台が並びます。その中には町内の店舗が宵山期間のみ店の前で特別メニューを提供していることも。老舗の料亭ではうな丼、人気カフェではカクテル、老舗和菓子店では団子、中華料理店では豚まんなど、年によって異なりますがさまざまな京の店の味を楽しめる機会です。もちろん店内のみで祇園祭の特別メニューを用意している店もあります。

祇園祭 2016 日程 屋台 祇園祭2016の日程、屋台の出店はいつから?

祇園祭で屋台が出店されるのは前祭の2日間だけです。

祇園祭 屋台出店日
2016年7月15日(金) 宵々山
2016年7月16日(土) 宵山
屋台出店日には四条烏丸一帯で歩行者天国が実施されます。

屋台の出店場所は

室町通り、新町通りで山鉾が建っている区域
烏丸通り(三条通りから蛸薬師通り)
屋台の出店時間は午前9時~午後11時で、鳥丸通りの出店時間は歩行者天国の実施時間となる午後6時~午後11時となります

祇園祭で夏祭りの雰囲気を楽しみたいのでしたら、屋台の出店と歩行者天国が実施される前祭の2日間に訪れることをおすすめします。祇園祭の期間を通じた来場者数は180万人ほどですが、宵山だけで100万人以上の来場者数となります。

 

屋台がある細い道にも山鉾がたくさんあり、屋台の美味しい食べものを片手に京の街を散策すると祇園祭をより楽しむことができます。

祇園囃子の音色が響きわたる祇園祭の一日を存分にお過ごしください。

2016年の祇園祭(ぎおんまつり)の日程からご紹介していこうと思います。

祇園祭自体の開催期間は、2016年(平成28年)7月1日(金)~7月31日(日)になっています。

1ヶ月間、ほぼ毎日のように神事や行事が行われますが、毎日イベント三昧というわけではなく、打ち合わせや祈願も含めての祇園祭なんです。

この祇園祭のうち、特に多くの人が訪れるのは、屋台の出店があって歩行者天国にもなる前祭(さきまつり)です。
2014年に約50年振りに後祭(あとまつり)が復活したことも話題になったので、後祭も人気がある行事といえます。屋台は出ませんけどね(´・_・`)

今回は、多くの人が気になるであろう、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)の開催予定日に触れていきます。

前祭(さきまつり)の日程
2016年7月14日(木) 宵々々山
2016年7月15日(金) 宵々山
2016年7月16日(土) 宵山
2016年7月17日(日) 山鉾巡行
後祭(あとまつり)の日程
2016年7月21日(木) 宵々々山
2016年7月22日(金) 宵々山
2016年7月23日(土) 宵山
2016年7月24日(日) 山鉾巡行
今年は週末に向けての開催で、はなきん(古い?笑)と土曜日が参入してくるので、来場者数も例年以上になりそうですね。
以前、私が祇園祭に行った際には平日だったので、わざわざ有給をもらったのもいい思い出です(*´ー`)ノ
ちゃんと浴衣を自分で着付けしていきました♪

2016年祇園祭の屋台が出店する日はいつ

祇園祭は、世間のお祭りのイメージと違って、お祭り中はずっと屋台がずらーっと並んでいるというものではありません。

たしかに1ヶ月間屋台を出し続けても、平日は売上げ低そうですししょうがないですよね。
では、2016年の祇園祭で屋台が出店する日はいつなんでしょうか

2016年7月15日(金曜日) 宵々山
2016年7月16日(土曜日) 宵山
この2日間だけです!歩行者天国も同様にこの2日間だけです( ゚д゚ )

後祭に至っては、露店もホコテンもなしなんです!そんな殺生な( ;∀;)でもこれホント。

祇園祭でお祭り感を味わいたいなら、7月15日と16日においでやす(*゚ー゚*)ということなんですね。
もちろんこの2日間の来場者数は群を抜いて多いです。祇園祭は1ヶ月の来場者数が180万人の年に宵山だけで100万人以上の来場者数を記録したりするので、どれだけ人気があるのかわかっていただけますよね。

しかも屋台がある細い道にも山鉾がたくさんあって、狭くなっているところが多々あるので本当にギュウギュウ詰めでちょっとずつ歩くって感じなので、ベビーカーで行くのはおすすめしません。何故かと言うと私はベビーカーに轢かれたからです(゚´ω`゚)

とにもかくにも、露店の並ぶ2日間はすごくたくさんの人が来場するので、迷子やお連れの方とはぐれてしまった場合に備えて、待ち合わせ場所を決めておくことをおすすめします。

2016年祇園祭歩行者天国になる時間とエリアはどこ

祇園祭の楽しみのひとつに歩行者天国があります。
普段クルマがびゅんびゅん走っている道路を自由に歩き回れる開放感はなんとも言えません(o'∀'o)ノ

歩行者天国になる時間帯は18時~23時で、夕方以降の夜がメインとなっています。

ちなみに露店の出店時間は朝の9時~23時で、烏丸通りだけは歩行者天国と同様の18時~23時です。

日程:2016年7月1日(金)~7月31日(日)

スケジュール:
月 日 祭礼・儀式・行事 場所・会場
7月1日 吉符入り 各山鉾町
長刀鉾町お千度(稚児社参) 長刀鉾町・八坂神社
7月2日 くじ取り式 京都市役所
山鉾町社参 八坂神社
吉符入り 各山鉾町
7月3日 神面改め 船鉾町
吉符入り 各山鉾町
7月4日 吉符入り 各山鉾町
7月5日 長刀鉾稚児舞披露 長刀鉾
吉符入り 各山鉾町
7月7日 綾傘鉾稚児社参 八坂神社
7月8日 清祓い 各山鉾町
7月10日 お迎え提灯 祇園万灯会
神輿洗 四条大橋
前祭 山鉾建て 各山鉾町
清祓い 各山鉾町
7月11日 前祭 山鉾建て 各山鉾町
7月12日 前祭 曳き初め 各山鉾町
清祓い 各山鉾町
前祭 山鉾建て 各山鉾町
7月13日 長刀鉾稚児社参 八坂神社
久世駒形稚児社参 八坂神社
清祓い 各山鉾町
前祭 山鉾建て 各山鉾町
前祭 曳き初め 各山鉾町
7月14日 清祓い 各山鉾町
前祭 山鉾建て 各山鉾町
前祭 曳き初め 各山鉾町
7月15日 斎竹(いみたけ)建て 高橋町
御手洗井戸開き 手洗水町
宵宮祭 八坂神社
清祓い 各山鉾町
7月16日 大政所神剣拝戴 大政所
献茶祭 八坂神社
鷺舞・田楽 八坂神社
日和神楽 各山鉾町
前祭 宵山 各山鉾町
7月17日 前祭 山鉾巡行
神幸祭 八坂神社?四条御旅所
7月18日 後祭 山鉾建て 各山鉾町
7月19日 後祭 山鉾建て 各山鉾町
7月20日 後祭 山鉾曳き初め・山舁き初め 各山鉾町
清祓い 各山鉾町
後祭 山鉾建て 各山鉾町
7月21日 後祭 山鉾曳き初め・山舁き初め 各山鉾町
後祭 山鉾建て 各山鉾町
清祓い 各山鉾町
7月22日 清祓い 各山鉾町
7月23日 煎茶献茶祭 八坂神社
護摩焚き 役行者
あばれ観音 百足屋町
後祭 宵山 各山鉾町
7月24日 後祭 山鉾巡行
花傘巡行 八坂神社?
市役所前?
八坂神社 
還幸祭 四条御旅所?八坂神社
7月25日 狂言奉納 八坂神社
7月28日 神輿洗 四条大橋
7月29日 神事済奉告祭 八坂神社
7月31日 疫神社夏越祭 八坂神社

京都祇園祭の見どころは?

祇園祭の1ヶ月を大変に大ざっぱに分けると「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」になります。

祇園祭は、祇園の八坂神社のお祭りです。
平安京にたびたび疫病をもたらした疫病神を鎮めるために始まった祇園祭は、期間中、神に奉納する様々な行事が行われます。

祇園祭というと、山鉾巡行だけをイメージする方が多いと思うのですが、実は祇園祭は7月1日の「吉符入」から7月31日の「疫神社夏越祭」まで、1か月にわたって行われる神事なのです。

 

クライマックスの前祭山鉾巡行は7月17日で、2016年は日曜日にあたります。絢爛豪華に飾られた23基の鉾が、京都の市街を曳かれて巡る様子は華やかで、たいへん迫力があります。

また2014年からは本来の祇園祭の形にのっとって、7月24日の後祭山鉾巡行も行われるようになりました。こちらは鉾10基と、前祭よりは少ないですが、1864年の焼失から150年ぶりに巡行に復帰した大船鉾を見ることができます。

祇園祭の主な行事一覧(見学不可のものもあります)

7月1日 吉符入り
7月2日 くじ取り式
7月10日~7月14日 前祭山鉾建
7月10日 神輿洗い
7月14日~7月16日 屏風祭り
7月14日~7月16日 前祭宵山
7月17日 前祭山鉾巡行
7月17日 神幸祭 神輿渡御
7月18日~7月21日 後祭山鉾建
7月21日~7月23日 後祭宵山
7月24日 後祭山鉾巡行
7月24日 花傘巡行
7月24日 還幸祭
7月28日 神輿洗
7月31日 疫神社夏越祭

2016年の祇園祭、屋台が出店する日は?

 

7月17日の山鉾巡行の前3日間、7月14日~7月16日に渡って、夜に行われるのが宵山です。

建て終わった各鉾の前に駒形提灯が灯され、コンチキチンのお囃子や、厄除けのちまきを売る声が響く賑やかな夕べです。

本来はこの3日間をまとめて宵山というのが正しいようですが、実際には巡行前日の16日を宵山、15日を宵々山(よいよいやま)、14日を宵々々山(よいよいよいやま)と呼ぶのが一般化しています。 屋台や露店が出るのもこの3日間です。

人出のピークは16日の宵山です。
2015年は台風の影響で9万5千人と少なかったものの、2014年は34万人でした。今年の宵山は土曜日で、休日の人が多いと思いますので、天候によっては2014年以上の人出になるのではないでしょうか。